登山・ハイキング

日本百名山那須岳(茶臼岳)、朝日岳、三本槍岳へ登山

茶臼岳(那須岳)

平日でも「峠の茶屋駐車場」は満車状態

紅葉の季節も近いですが、まだ時期外れなので平日であれば「峠の茶屋駐車場」でも駐車できるだろうと甘く考えていました。

自分はバイクでいきましたので、最悪枠線外れても駐車できるかと思っていましたが、午前8時30分に到着した時には、残り数台程度の空きに駐車することができました。

峠の茶屋駐車場

もし満車の場合は、峠の茶屋駐車場入り口に、「県営駐車場」(峠の茶屋第二駐車場?)もありました。

更に満車なら、「那須ロープウエイ山麓駅」にも駐車場はあります。

那須岳 駐車場

ちなみに、平日の那須ロープウエイ山麓駅駐車場は空いていました。

ただ、絶対に紅葉などのシーズンや土日祝日などは、混雑する事が予想されますので注意が必要ですね。

午前9時から登山開始

那須岳登山

駐車場から、登山口に歩く事数分行くと、登山者カード記入所がありました。

自分は、ヤマップから登山計画を提出していたので、登山者カードはスルーしました。

ここからスグに登山口が見えてきました。

茶臼岳登山口

那須岳登山

ココがおすすめ

山道は、石で敷き詰められておりました!

整備されている感があり、ぬかるみも無く歩きやすいです。

多少の登りになりますが、そんなに急斜面は無く高齢者やお子様も登山していました。

那須岳登山

この看板を見ると、

ココがポイント

県営駐車場から峰の茶屋跡(避難小屋)まで、1.4km

のようですね。

那須岳登山那須岳登山

避難小屋までの山道は、大きな石がゴロゴロとしているところはありましたが、そんなに酷く歩きづらいという道中はありませんでした。

避難小屋に到着すると、沢山の人が休憩や写真撮影をしてました。

ココがおすすめ

初心者や体力が無い方は、避難小屋で折返して2.8kmコース

避難小屋から見える、茶臼岳や朝日岳、そして山からの下界の絶景を見て帰るという選択肢もあるかと思います。

避難小屋から朝日岳(1896m)

避難小屋から朝日岳の約1.2kmは、危険個所もあるので慎重に行きました。

朝日岳登山朝日岳登山

避難小屋から朝日岳の途中に、剣が峰付近なのですが、岩場ゴツゴツ足場悪い場所があり本当に慎重に登りました。

剣が峰登山この山道は、鎖はありますが、狭く両側が崖なので足がすくみ恐怖を感じました。剣が峰登山

朝日岳への分岐にたどり着くまで、急斜面を登るような場所があり、落石などもあるようなので本当に慎重に行きました。

ココに注意

前に登っている人の落石も注意ですが、自分も落石しないように神経を消耗

しました。

朝日岳登山

この分岐から、200mで朝日岳山頂へ行けるようです。

朝日岳までの山道は、70m程度の高低差を登ることになりますが、石ころゴロゴロは変わりませんが、比較的登りやすい山道でした。

朝日岳登山

朝日岳(1,896m)の山頂では、テニスコート1面分程度のゴツゴツ岩場に、10数名の登山者がいました。

ココがおすすめ

朝日岳から見える茶臼岳は、絶景ですね!

ここからは、360度ビューなので、福島方面の山々も絶景でした。

朝日岳から清水平はまったり

朝日岳から下山して分岐から、三本槍岳の方に向かいました。

ココがおすすめ

この辺からの山道は、常に360度ビューで最高です!

特に危険個所は無く、まったりと景色を楽しみながら歩くことができました。

隠居倉隠居倉(1,819m)隠居倉
1900m峰1900m峰清水平清水平

清水平へ降りると、湿原のような感じでした。

清水平

ここは、ここで下から山を見上げる様な感じでイイ場所でした。

清水平から三本槍岳が長く感じる

三本槍岳登山三本槍岳登山山道は歩きやすいけれど、両側のササや松が生茂っていました。

両側ササや松の道を登って行くと、案内板がでてきました。

三本槍岳登山

ココに注意

三本槍岳まで、0.9km

あと、0.9kmじゃ余裕だなって思っていると、結構長い緩やかな登りがあったり、急な登りもあったりして、体感的には、2km程度の疲労感を感じました。

たぶん、両側ササや松の山道が多いので、長く感じるのかもしれません。

三本槍岳三本槍岳

いきなり開けた場所が、三本槍岳(1,917m)の山頂でした。

ここも、360度ビューで絶景を望むことができました。

とりあえず、ここで折返しの予定なので、もっていった栄養補給食を食べながら休憩しました。

三本槍岳

三本槍岳から避難小屋まで折返し

三本槍岳にて、折返して、避難小屋まで黙々と帰りました。

ココがポイント

三本槍岳から避難小屋まで、約3km

避難小屋から、三本槍岳まで、約3kmということは、駐車場からなら、1.4kmだったので、片道、約4.4kmとなり、往復だと、8.8kmの距離になるようです。

自分の予定は、避難小屋から茶臼岳(那須岳)にも行く予定だったので、午後1時から茶臼岳に登り始めました。

茶臼岳(那須岳)

ちょっと雲が出てきましたが、今日の天気予報は雨ではなかったので登山続行しました。

避難小屋から茶臼岳(那須岳)

茶臼岳(1,915m)は、日本百名山の一つで、那須岳の主峰であり、那須岳の別称ということです。

せっかくなので、日本百名山を目の前にして登らない手はありませんね。

茶臼岳(那須岳)

山道は、大きな岩がゴロゴロして歩きづらいです。

案内板を見ると、避難小屋から茶臼岳まで、1.2kmの距離のようです。

高低差約200mを登って行きました。動く岩もあるので、一歩一歩慎重に登って行きました。

山頂近くなると、「お釜口」というのがあったので、お鉢周りすることにしました。

茶臼岳(那須岳)茶臼岳(那須岳)
茶臼岳(那須岳)茶臼岳(那須岳)

お鉢周りの方は、距離的には、約300mというところでしょうかね。

石ころゴロゴロの山道にはなりますが、そんなに危険を感じる様な場所はありませんでした。

※もちろん、ロープから外に出ると危険です。

天候が曇って来ていたので、サクッと一周して避難小屋へ下山する事にしました。

茶臼岳(那須岳)

茶臼岳から避難小屋途中で寄り道

牛ヶ首

あとは、茶臼岳から下山して、避難小屋経由で駐車場へ帰るだけだったのですが、途中にあったコースが気になり行くことにしました。

青い線でかいたルートになりますが、避難小屋から牛ヶ首までのコース(約1km)になります。

ちなみに、牛ヶ首から先に行けば、那須ロープウエイ山頂駅に行けるようです。

自分は、今回はロープウエイは使わないので牛ヶ首から引き返しました。

牛ヶ首

茶臼岳は活火山だけあって、途中煙がモクモクと出ている「無限地獄」という場所がありました。

無限地獄 茶臼岳

煙が噴き出している下に山道があるので近づきましたが、シューと言う音が聞こえました。

シュー音には、あまり恐怖を感じる事はありませんでしたが、茶臼岳から張り出した岩が落ちてきそうで怖かったです。

牛ヶ首 茶臼岳

「牛ヶ首」という名前の由来は、この地点から見る「茶臼岳山頂」の岩の形が牛の首のように見えることから付いた地名だと云われています。

なんか牛ヶ首なんていうと怖い場所のイメージがありましたが、無限地獄の方が落石がありそうで怖かったです。

この場所は、茶臼岳や、下界と近所の山を見ながらゆっくりと休憩ができるような場所でした。

ここから、折り返して避難小屋まで帰ります。約2kmの寄り道をしてしまいましたが楽しかったです。

コースのまとめ

茶臼岳(那須岳)

コースをまとめると、

(1)峠の茶屋駐車場から避難小屋まで、片道1.4km
(2)避難小屋から朝日岳まで、片道1.2km
(3)朝日岳から三本槍岳まで、片道1.8km

ココがポイント

峠の茶屋駐車場から三本槍まで、片道4.4km(往復8.8km)

(4)避難小屋から茶臼岳(那須岳)まで、片道1.2km(往復2.7km)※お鉢周りを加算

ココがポイント

峠の茶屋駐車場から茶臼岳まで、片道2.6km(往復5.5km)※お鉢周りを加算

(5)寄り道分、避難小屋から牛ヶ首まで、片道1km(往復2km)

体力がある人なら、峠の茶屋駐車場から三本槍折返してから、茶臼岳登って下山という今回自分が行ったようなコースでも良いのかなと思います。

あとは、自分の体力に応じて、目的地を絞っていくのが良いかもしれません。

ちなみに、

ココに注意

避難小屋から朝日岳の山道は急斜面と両側崖とか、片側崖があり、更に落石の恐れもあるような山道なので要注意

です。

景色も良くてスゴク楽しめたコースにはなりますが、山には危険な場所もありますので、リスクを避けた登山を心がけたいものです。

9月の下旬ですが、今年の夏は異常に長くて、下界では、30度くらいの気温でしたが、那須岳では、20度くらいの涼しい気温でした。

でも、山登っている時は大汗がでましたので、着替えも2回ほど行い、半袖で十分でした。

今回も高低差1km以上あり中々良いトレーニングになりました。

那須岳登山

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